PROGRAM ARCHIVE番組アーカイブ
#5 ウェストコーストには好きな曲がいっぱいだった
7月29日放送分
#5「ウェストコーストには好きな曲がいっぱいだった」
5回目の番組テーマは…「ウェストコーストには好きな曲がいっぱいだった」。 1960年代後半に、アメリカ西海岸のカリフォルニア州のロサンジェルスやサンフランシスコあたりから発生した音楽。 フォークやカントリー、ブルース、ロックンロールなどの、伝統的なアメリカン・ミュージックの要素をミックスして、のびのびとした開放感のある心地よさが特徴。 さわやかから濃厚まで、そのサウンドは多岐にわたり、どれも魅力的です。
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China Grove / The Doobie Brothers : Captain And Me
ウェストコースト代表格バンド。1973年のグルーヴは今でも心地よい。2018年にはこのアルバムともう1枚のヒット「トゥルーズ・ストリート」の全曲再現ライブを敢行した。
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Bluebird / Buffalo Springfield : Buffalo Springfield Again
1967年リリース。その後のウェストコーストで活躍する重要なミュージシャンが在籍した母体のようなグループ。当時の西海岸では一番ロックっぽい、どちらかというと尖がったサウンド。
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Taxes On The Farmer Feeds Us All / Ry Cooder : Into The Purple Valley
あまり馴染みがないが、後にアメリカーナの重鎮となるスライドギターの名手による1971年の名曲。アメリカのロックには(イギリスにはない)独特のルーツに沿った味わいがある。
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Chuck E’s In Love / Rickie Lee Jones : Rickie Lee Jones
ウェストコーストではSSW系のロックも多く生まれた。バーバンクの名プロデューサーたちは、数多くの凄腕スタジオミュージシャンを集めて贅沢にサウンドを創り上げていく。1979年。
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One Love Stand / Carly Simon : Another Passenger
単独でもヒットを出している彼女だが、このアルバムはリトル・フィートがそのままバックを演奏するという贅沢さ。1976年のバーバンクならではのやり方。
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Bertha / Grateful Dead : Grateful Dead (Skull & Roses) [Live]
サン・フランシスコ系の親分格グループによる1971年フィルモア・イーストでのライヴ。珍しく短い演奏だが独特のサウンドとギターソロが凝縮されている。
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One Of These Nights / Eagles : One Of These Nights
これらの両系列からではなく、最終的に世間的にはウエストコーストを代表するグループになってしまった。「ホテル・カルフォルニア」を放つ前の骨太なロック佳曲。
番組はSpotifyでも聞くことができます
※上記リンクはトークのみのプレビュー版です。楽曲と合わせての再生は、タイトルをクリック後、Spotifyに飛んでからお楽しみ頂けます。
#4 プロのコピーは当たり前だけどすごい!
7月22日放送分
#4「プロのコピーは当たり前だけどすごい!」
4回目の番組テーマは…「プロのコピーは当たり前だけどすごい!」。名曲の数々を、その時代のアーティスト、バンド同士がカヴァーをしています。プロで活躍しているので、うまいのは当たり前、ですが、これはこれで、それぞれのアーティスト、バンドの個性が反映されていて、楽しいのです。コピーやカヴァーのほうが良い!なんて印象の楽曲もあるかも!
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Crossroad / Lynyrd Skynyrd : One More From The Road Deluxe Edition
1976年アトランタでのライブ。クリーム全盛期と変わらないテンポとノリは特筆すべき完成度。
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Layla / Charlie Daniels Band : The Essential Charlie Daniels Band
あのレイラがこの大御所の手にかかればカントリー風に。珍しいカバー。
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Bell Bottom Blues / Tedeschi Trucks Band : Layla Revisited
レイラの全曲再現ライブから。さすがDerekと名付けられた者の運命か。
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While My Guitar Gently Weeps / Santana feat. India. Arie & Yo-Yo Ma : Guitar Heaven : The Greatest Guitar Classics Of All Time
サンタナのロック・ギターへのトリビュートのような珍しいアルバムから。ヨー・ヨー・マという意外性もあるが曲全体の雰囲気がサンタナらしい。
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Lazy / Jimmy Barnes & Joe Bonamassa : Re-Machined : A Tribute To A Deep Purple’s Machine Head
ディープ・パープルの名作へのカバー・トリビュートは色々なミュージシャンが本気を出しているといえる珍名盤だが、この曲はオリジナルをはるかに超えてしまった。
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Highway Star / Glenn Hughes, Steve Vai, Chad Smith : Re-Machined : A Tribute To A Deep Purple’s Machine Head Bonus Track
グレン・ヒューズは時代が違うとはいえディープ・パープルのいたわけだが、こうしてすごいメンバーとカバーしてものすごいことに・・・
番組はSpotifyでも聞くことができます
※上記リンクはトークのみのプレビュー版です。楽曲と合わせての再生は、タイトルをクリック後、Spotifyに飛んでからお楽しみ頂けます。
#3 あなたはエリック・クラプトンをどれだけ知っているのか?
7月15日放送分
#3「あなたはエリック・クラプトンをどれだけ知っているのか?」
3回目の番組テーマは…「エリック・、クラプトン」。もともと、ブルースマンなエリック・クラプトンは、その時代の中で、また、プライベートの 出来事の中で、音楽性もさまざま。実は多岐にわたります。どの時代にクラプトンの音楽に触れたか、その人なりのクラプトン像があります。 今回は、それぞれの時代を一度に聴いて、点を線で結び、クラプトンの音楽の世界を体感します。
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Hideaway / John Mayall and Blues Breakers with Eric Clapton
実質的にギタリストとしてのデビューを果たした1966年20歳当時のもの。この後すぐにクリームを結成するが、この時点でブルース・ギターの基盤が完成されている。
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White Room / Cream : Wheels Of Fire
1968年のクリーム時代の代表曲だが、この後すぐに解散してブラインド・フェイスへと移っていく。
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Layla / Derek And The Dominos : Layla and Other Assorted Love Songs
1970年発売。既にジョージ・ハリソンの妻パティ・ボイドに恋しており、その想いを恥も外聞もなく吐き出している。25歳にして麻薬中毒になり始めた。
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Motherless Children / 461 Ocean Boulevard
1971年から姿を消す。1974年のこのアルバムからは「レイドバック期」と呼ばれているが本来のブルース・テイストを忘れていないような曲が所々に散りばめられていることに注目すべき。
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Wonderful Tonight / Just One Night
1979年武道館でのライブ。このころは麻薬をやめているがアルコール中毒になっている。この曲は1977年に発表しているが題材はパティで、1979年に結婚している。
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Pretending / Journeyman
1982年から更生施設に入り治療に専念する。試行錯誤を経て1989年に新機軸のアルバムを発表。この年にパティと離婚。
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Tears In heaven / Unplugged
1992年映画「ラッシュ」のための曲。アコースティック・ギターを押し出したので新たなファン層がついたといわれる。1990年スティーヴィー・レイ・ヴォーンの死、1991年息子コナーの死を乗り越えたか。
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Blues Before Sunrise / From The Cradle
1994年ブルースへの本格的回帰。本来の姿に戻ったと評価してよいか。
番組はSpotifyでも聞くことができます
※上記リンクはトークのみのプレビュー版です。楽曲と合わせての再生は、タイトルをクリック後、Spotifyに飛んでからお楽しみ頂けます。
#2 黄金期のだけど残念なことにあんまり知られてないバンドや曲
7月8日放送分
#2「黄金期のだけど残念なことにあんまり知られてないバンドや曲」
2回目の番組テーマは…「黄金期のだけど残念なことにあんまり知られてないバンドや曲」。黄金期のロックの中には、名曲でありながら、あまり知られていない、また、もっと知られるべきだったにもかかわらず、タイミングなどで、その機会に恵まれなかったバンドのサウンドを、ロックジャーナリストの目線でセレクトします。
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Long Tall Sally / Cactus : One Way ... Or Another
ヴァニラ・ファッジからジェフ・ベックと組むまでにティム・ボガートとカーマイン・アピスが組んでいたバンド。相変わらずカバー曲をへヴィーにアレンジしているが、まさに正統派のハードロック。1971年。
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Dixie Chicken / Little Feat : Dixie Chicken
日本ではミュージシャンのファンが多い玄人受けのバンド。現在も活躍している息の長いバンドであり、独特のグルーブでアメリカ西海岸のバーバンク・サウンドの代表格。1973年。
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Whammer Jammer / J. Geils Band : Full House “Live”
1967年結成時はやはりブルースバンドだった。ブルース・ハープ(ハーモニカ)を吹きまくるのはなかなか珍しい。1972年デトロイトでのライブ。
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Fire And Water / Free : Live!
イギリスで生まれたブルースとR&B要素の強いバンド。デビュー時のメンバーはほとんどが10代という若さだった。1971年のライブだがすぐに解散。再結成して1972年来日公演を行っている。
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Stay With Me / Faces : A Nod Is As Good As A Wink ... To A Blind Horse
ロッド・スチュワートがジェフ・ベック・グループに続いてボーカルを務めたバンド。他のハードロックとは少し異なるダンサブルな1曲。1971年。
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All The Young Dudes : David Bowie & Ian Hunter Vocal / Motto The Hoople : All The Young Dudes Expanded Edition
デヴィッド・ボウイとの交流があった関係でグラムロックに分類されることが多いが、正統派ブリティッシュのハードロックバンド。1972年発売の通常盤はイアン・ハンターがヴォーカルだが、このボーナス・トラックは曲を提供したデヴィッド・ボウイがリード・ヴォーカルの珍しいヴァージョン。
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A New Rock And Roll / Frank Marino & Mahogany Rush : Live
ジミ・ヘンドリクスの再来と呼ばれたフランク・マリノ率いるカナダのハード・ロック・バンド。ライブでの鬼気迫るギターワークはなかなかのもの。
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#1 黄金期のこんな曲が好きだった
7月1日放送分
#1「黄金期のこんな曲が好きだった」
7月からレギュラー放送がスタートした『ナカヤマアキヒコのROCK愛好会』。初回の番組テーマは…「黄金期のこんな曲が好きだった」。【ロックの第一期・成熟期】と言える1965年から1975年に生まれた黄金期のロックの名盤名曲を掘り下げていきます。
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Whole Lotta Love - Remaster / Led Zeppelin : Led Zeppelin Ⅱ
何と言ってもハードロック代表格。1969年1月にファーストアルバムが出て、この2枚目は同年10月に発売。まさにこれまでの音楽を覆すロックがこの年に一気に誕生。
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Mississippi Queen / Mountain : Climbing!
ギタリストのレスリー・ウェストがクリームのプロデューサーだったフェリックス・パパラルディと組んで結成。この曲は映画「バニシング・ポイント」にも使われた。1970年。
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Highway Star / Deep Purple : Machine Head
ツェッペリンと並ぶハードロックの雄であるディープ・パープルの代表曲。1972年。
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Superstition / Beck, Bogert and Appice
第2回で紹介したヴァニラ・ファッジのメンバーがジェフ・ベックと組んだユニットでの曲。原曲はもちろんスティーヴィー・ワンダー。スタジオ録音とライブそれぞれ1枚のみ残した。ライブ盤は日本でのライブ。1973年。
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Evil Ways / Santana : Santana
1969年にデビューと同時にウッドストックに出演。デビューアルバムの中の1曲。もともとはブルースバンドだったがラテンロックという新ジャンルでの出現に当時は驚いた。
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In Need / Grand Funk Railroad : Live Album
1969年デビュー後の1970年全米ツアーをまとめたライブ盤。この興奮が冷めやらぬまま翌1971年来日。後楽園球場での嵐のライブは今もロックマニアの語り草。
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